正常値




男性ホルモンであるテストステロンは、
20歳をピークに後はどんどん減少していきます。

30歳を超えたあたりから
およそ1.5%/年減少していくと言われています。

これにより男性更年期障害を発症する方もいます。



テストステロンが減少すると?

・性欲減退
・疲労感がつきまとう
・筋肉量の低下
・骨密度の減少
・イライラ感
・うつ状態


これらの症状が出るようになります。

テストステロン値が低いと死亡率が高い

原因ははっきりと追求されていませんが、アメリカの研究ではこんな研究結果が出ています。

『テストステロンの値が低い人と正常値である人を比較すると
テストステロンの値が低い人の方が死亡率がなんと70%近く高い。』

テストステロンの正常値は?

◆男性
2.00〜7.60(ng/ml)

◆女性

0.06〜0.80(ng/ml)

これは一般的な基準値であり、検査基準の値の範囲は臨床検査を行う場所によって基準が異なります。

また、上記の範囲内に数値がおさまっていたとしても、病気の可能性がないというものではありません。

基準値よりも高いと?

「男性の場合」
・思春期早発症
・男性ホルモン産生腫瘍
・精巣女性化症候群
・先天性副腎過形成
・薬剤の副作用

「女性の場合」

多毛症など体に男性化の現象が見られます。

基準値よりも低いと?

・精子数の低下
・セックス時の射精の低下


女性の場合はテストステロン値が低くても特に問題はありません。


テストステロン値は高くても低くても体に影響がもたらされます。
前述のように死亡リスクの増大の可能性もありますから、
数値は定期的にチェックしておいた方がいいでしょう。



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